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アジの味 [エッセー]

 「▼庶民の味を代表するアジフライの料理をメニューから外す動きが、
 一部の飲食店から出ている。
 マアジの水揚げが減少して、卸値が上がり、採算が取れなくなっているのだ。
▼30年前には約1300万トンに達し、世界一を誇っていた日本の漁獲量は近年、
 3分の1にまで激減した。漁業従事者も戦後まもなくのころと比べると、
 5分の1以下に落ち込んでいる
▼ある専門家によると、ノルウェーなど世界の漁業の先進国は、
 既に水産資源の管理を徹底する漁業改革に成功している。その結果、漁業従事者の
 収入も増加し、若者に人気のある職業となっている。
▼旧態依然の水産行政が続いている日本だけが取り残され、日本の食卓は、
 養殖と輸入魚に占領されつつある。「このままでは、和食は肉中心となり、
 魚主体の和食は外国で食べることになる。 
 つまり、「アジフライを外国で食べる日」が来るかもしれない。」
 【産経抄】より.

毎年、秋口になると鯵(あじ)釣りを楽しんでいました。
餌のアミエビを小さい網かごに入れて、
釣り針が何本も連なったハリスにくくって海に垂らします。
面白いようにの小アジがたくさん釣れたものです。
神戸の海でも、郷里の四国の海でも。
 

いま、そのアジはどこへいったのでしょうか。
なぜいなくなったのでしょう。
いっとき、イワシが釣れない時期がありましたが、
何年かしてまた釣れるようになりました。
アジがまた近海に帰ってくること願っています。
アジの刺身、大好物です。
そのアジの味はどの刺身より美味です。

東京海洋大学の吉崎吾朗教授らがクロマグロの生殖細胞をサバに移植することに成功したそうです。
将来、サバからマグロが生まれるかもしれません。
それはそれで吉報です。


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